RETØUCHから待望の新商品「RETØUCH nu WAVE」がリリース!
パーマ・くせ毛用のワックスであるWAVEは、今最も勢いのあるサロン「fifth」との共同開発商品であり、fifthとRETØUCHのこだわりがたくさん詰まった商品です。
fifth CMO 木村允人さんとCiiK代表 宮永えいとのインタビューからWAVE誕生の裏側に迫ります。
fifthとRETØUCHが「RETØUCH nu WAVE」を共同開発したキッカケとは?
宮永えいと(以下、宮永):元々は共同開発とは全然関係ない話で、木村さんとご飯に行く機会があったんですね。
そこでRETØUCHというブランドをやっていることを話したのが1番最初です。
木村 允人(以下、木村):元々えいとくんも原宿という同じエリアで美容師をしていたので、お互いに認知はしていて。
その時の話の中で、雄大(by fifth 堀 雄大さん)をえいとくんのYouTubeに出演させてもらえることになったんですよ。そうしたら、出演の反響が驚くほど大きくて(笑)。
YouTubeの恩返しの意味も込めて、fifithでRETØUCHの商品の取り扱いを始めたんです。今思い返すとこれが始まりでしたね。
その後は、個人としても会社としても加速的に仲良くなっていきました。そうした中で、波巻きパーマを始めとしたfifthのパーマ文化を一緒に発信していこうよという話題があったんです。そういった流れがありfifthとRETØUCHで、RETØUCH nu WAVEを共同開発させていただきました。
宮永:正直、よくRETØUCHと組んでもらえたなという思いで未だにいっぱいです(笑)。
木村:でも本当に雄大(by fifth 堀 雄大さん)のYouTube出演は、fifthにとって大きな起爆剤だったんです。
ありがたいことに多くの場面でfifthの露出が増えたことで、爆発的にfifthの勢いは増しています。僕としては、その勢いにRETØUCHも絡めてもっとお互いを盛り上げていきたいんですよ。
今勢いのあるサロンとメーカーが組んだらどんな化学反応を起こすのか、見てみたいじゃないですか(笑)。
宮永:それは僕もとても気になりますね(笑)。どこにも負けないスタイリング剤を作れたと思っています。
木村:WAVEは本当にすごいスタイリング剤だと思いますよ。
今現在RETØUCHはバームが主力だと思うのですが、この令和の時代にWAVEを通してワックスの文化をリバイバルできたら良いですよね。
僕たちの年齢ってワックスがスタイリング剤の中心にあって、みんな使っていたじゃないですか。
今Y2Kが流行っているように、スタイリング剤にもリバイバルがあっていいと思うんです。
だからこそWAVEでワックスの良さを再認識して、爆発的に流行ってほしい。誰もが使いやすい柔らかいテクスチャで、パーマやくせ毛を最大限に活かせる時代に合ったスタイリング剤を作れたと思います。
「RETØUCH nu WAVE」の1番のこだわりポイントは?
木村:これは質感ですね。
ギラっとしたツヤ感ではなく、とてもナチュラルなツヤ感に仕上がっています。
かつ保湿力もあるので、時間が経った時のパサつきも軽減できていますね。どんなパーマやくせ毛にも馴染むこの質感は、唯一無二です。
ちなみにセット力は強すぎず・弱すぎずのちょうどいいジャストなところを狙っています。求めているジャストのセット力を出すって、実はとても難しいんですよ。
宮永:僕たちの納得がいく質感が出来上がるまで、本当に何回も調整を重ねました。
結果的に12回もサンプルは作りましたね(笑)。
セット力が増せば増すほどツヤ感は無くなるし、逆にセット力を弱めれば弱めるほどツヤ感は出るようになります。セット力もツヤ感も、両方が納得できるものが出来上がるまでの微調整ですよね…。
ここは本当にこだわりましたし、何度も苦戦を強いられました。
特にツヤ感と保湿に関わる、水分と油分のバランスはかなりこだわって調整しました。水と油なので、どうしても分離してしまうんですよ。この部分は僕たちのこだわりが強すぎて、工場さんを困らせてしまいましたね…(笑)。
結果的に僕らが納得できる究極のバランス感を叶えてくれたワックスが完成したので、早く皆さんに使って欲しい気持ちでいっぱいです。
木村:セット力とツヤ感って反比例するんですよね。なので、現場では欲しい質感のスタイリング剤を混ぜて使う場面ってとても多くて。
宮永:そうなんですよね。美容師さんってそれぞれの良いとこ取りをしたいので、スタイリング剤をよく混ぜるんですよ。
でもそれって混ぜないと完成しない質感なので、お客様目線で考えると再現性が低いんです。
美容師さん目線で考えた時にも、美容師さんってタイトな時間の中で仕事をしているんですね。
なので、スタイリング剤を混ぜる時間を短縮させたいという思いもあります。フタもワンタッチで開けられるようにしたり、自立する設計にしたり、美容師さんが楽に使えるという部分にもフォーカスしています。
木村:このワンタッチで開けられるのは本当に良いですよ。片手で開けられるからサロンワークでもすごい便利。
宮永:こういった使いやすさや、生活に馴染む部分って地味に大切だと思っていて。
それだけでなく、出した時の手馴染みの良さと髪馴染みの良さにもこだわっています。どれだけ質感にこだわって作っても、使いにくいテクスチャだと使わなくなるじゃないですか。
質感はもちろん、使いやすさや操作性といった部分にもこだわって開発したので、お客様にも美容師さんにも満足して使ってもらえると思います。
木村:しかも1,980円という買いやすい値段でオススメしやすいし、これは美容師からしても嬉しい価格設定です。fifthのスタイリストにも実際に使ってもらいましたが、絶賛の嵐でしたね(笑)。
こういう現場の声を聞いて、改めてWAVEだけで僕たちがパーマとくせ毛に欲しかった質感を出せることに感動しています。
宮永:本当にそうなんですよ。
パーマのスタイリングって、美容師さんはプロなので綺麗に作ることができます。
でもワックスを混ぜたり、髪全体に均等に馴染ませたりプロだから綺麗にできることなんですよね。
お客様からしたら、どれくらい混ぜればいいか分からないし、均等に馴染ませようと思ってもダマになったり手に引っかかってしまう。実は再現性が低いし、ちょっとハードルが高いんです。
僕たちのこだわりだけでなく、お客様の声も商品開発に取り入れています。
だからこそ、WAVEだけでお客様も再現性の高いスタイリングができるはずです。更にfifthさんのプロの意見も交えて開発しているので、どこにも真似できないものを作ることができました…!
パーマとくせ毛のスタイリング剤に必要なものとは?
木村:パーマとくせ毛ってゴワつきやすいので、スタイリング剤を髪全体に馴染ませるのって難しいんですよ。しかもストレートに比べて引っかかりやすいし、ストレスを感じやすい。
なので髪全体に馴染ませるために、手馴染みの良さと指通りの良さは大事ですよね。あとは保湿力やツヤ感も絶対にあった方がいいです。
特にくせ毛はパサつきと広がりが気になる毛質なので、ツヤ感や保湿力があった方が髪を綺麗に見せることができます。
宮永:パーマやくせ毛の1番の課題って、乾燥によるパサつきだと思うんです。
上手く活かせばかっこよく仕上がるのですが、活かせないと何もしていない放置感が出て、ちょっと不潔な要素に捉えられてしまうんですよ。
だから髪の保湿ってすごい大事なんですよね。
その髪の保湿にもツヤ感の出る「水分的な保湿」と、しっとりする「油分的な保湿」の2種類があります。
課題解決のために、この2つの保湿をどうしても両立したかったんです。
木村:グリースとか水分的な保湿って仕上がりはかっこいいんだけど、夕方になるとちょっとパサついて見えがちなんですよね…。
宮永:そうなんですよ。
男性にとって大事なのって、夕方以降の時間だと思っていて。朝かっこよく仕上げたのに、大事な時間に乾燥していたらあんまり意味ないじゃないですか。
なのでWAVEでは「水分的な保湿」と「油分的な保湿」の両方を取り入れています。
これはスキンケアからヒントを得ていて、化粧水で肌を保湿して乳液で肌にフタをするみたいな。セラミドなど、スキンケアでも取り入れている保湿成分を配合しています。
木村:開発当初からずっとセラミドは入れたいって言ってましたよね。これはえいとくんだからこその着眼点だし、流石だなと思います(笑)。
宮永:ありがとうございます(笑)。
なので、WAVEは髪の質感を夜までキープしやすい設計になっています。
仮にパサついてしまったとしても、WAVEなら後から追いでつけても最適な質感をキープすることができるんですよ。これはさっきも言った、髪への馴染みがいいからです。
オイルやバームを追いでつけると、ベタっと髪を洗っていないような質感になりがち。逆にグリースとかだと、引っかかってしまうし重くなるし、ダマになりがちなんです。
木村:これはバッグに入れて、必ず持ち歩いてほしいですね。大きさやデザインも持ち歩きに丁度いいし、ワンタッチで開けられる利便性。
本当どこにも妥協と隙のないスタイリング剤が誕生しましたね!
宮永:そうですね。開発も一切妥協なく、多くの方々の意見を取り入れさせて頂きました。
これはfifthさんとの共同開発でなければ、完成しなかったスタイリング剤だと思います。早く皆さんにも使ってほしいですし、WAVEの良さを実際に体験してほしいですね!
■木村允人
fifthグループ CMO
1988年生まれ。fifthグループ大躍進の立役者でもあり、メンズヘア業界の革命児。
「ライフスタイルブランディング」をテーマにした、今後のfifthグループの躍進からも目が離せない。
木村允人Instagram
■宮永えいと
株式会社 CiiK 代表
1990年生まれ。「身だしなみ」をテーマにしたYouTube「大人男子LABO」は登録者数20万人突破。
自身のコンテンツのみならず、コスメブランド RETØUCHを通して「身だしなみ」を発信し躍進を続ける。
宮永えいとのInstagram